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プレスリリース配信元:株式会社W-ENDLESS

株式会社W-ENDLESSは2025年10月に行った不動産一括査定に関する調査結果を公開しました




株式会社W-ENDLESSは2025年10月に実施した不動産一括査定サービスに関する調査結果を公開しました。
本調査は「ランサーズ」および「GMOリサーチ&AI」を通じて、不動産会社が提供する一括査定サービスを利用したことがある方249人を対象に実施したものです。
調査背景】
近年、不動産売却を検討する消費者の間では「どの会社に依頼すればよいのか分からない」「査定額の違いや対応の質を比較したい」といった声が増えています。
こうしたニーズの高まりを背景に、不動産一括査定サービスの利用が広がっていますが 、実際の利用実態や満足度に関する具体的なデータは十分に明らかになっていません。
そこで本調査では、不動産一括査定サービスを実際に利用した方を対象に、「利用理由」「査定依頼数」「査定額の差」「満足度」などを中心に、申込みから売却検討に至るまでの行動や意識を調査しました。
本調査を通じて、利用者がどのような基準でサービスを選び、どのような点に満足・不満を感じているのかを明らかにすることで、不動産一括査定サービスのさらなる品質向上と市場の健全な発展に寄与することを目的としています。


【調査概要】

不動産一括査定サイトに関するアンケート調査結果
不動産一括査定サイトに関するアンケート調査の結果は以下の通りになります
Q1】 あなたの年代を教えてください(※複数回利用した人は“直近”の体験について答えてください)



回答者249名のうち30代(29.7%)と40代(33.7%)が過半数を占め、実際の利用層の中心は30~40代であることが明らかになりました。
20代(9.6%)や50代(16.5%)、60代以上(10.4%)も一定数存在しており、幅広い年代層で一括査定サービスが活用されている傾向です。特に30~40代は家族構成や住環境の変化が多く、住み替えや資産見直しのタイミングで一括査定を活用していると考えられます。
この結果から、ライフイベントなどで住環境を見直すタイミングで不動産一括査定サービスを利用する傾向がうかがえます。
【Q2】 査定を依頼した不動産の種類を教えてください(※複数回利用した人は“直近”の体験について答えてください)



査定を依頼した不動産の種類は、最多が戸建て(52.2%)、次いでマンション(40.6%)と全体の9割以上が住宅物件でした。土地(7.2%)は少数であり、実際の居住用不動産の売却が中心です。
この結果から、生活の変化や住み替えをきっかけとした査定依頼が中心であることがうかがえます。土地や投資物件よりも、「自宅を売る」「住み替える」といった生活に密着した動機が主流といえるでしょう。
【Q3】一括査定サービスを利用した理由を教えてください



一括査定サービスを利用した理由の中で最も多かったのは、「住み替え(40.2%)」でした。2位の「相続(24.5%)」と合わせると全体の6割を超え、ライフイベントや資産承継に伴う売却が中心のようです。
「不動産の資産価値を知りたかった」(15.7%)という回答も目立ち、相場の確認のために査定を申し込む層も一定数存在することが分かります。
【Q4】不動産一括査定サービスを知ったきっかけは何ですか?



不動産一括査定サービスを知ったきっかけとしては、「インターネット検索」(55.7%)が最も多く、「Web広告(バナー・SNSなど)」(20.8%)と合わせると約8割がオンライン経由でした。テレビCM(6.1%)や知人紹介(9.2%)といったオフライン経路は少数にとどまっています。
この結果から、一括査定サービスを利用する層は、自発的に情報収集を行う傾向が強いといえるでしょう。
【Q5】査定を依頼した不動産会社の数を教えてください



査定を依頼した不動産会社数は、「2~3社」が最も多く65.5%を占めました。「4~5社」(18.9%)、「6社以上」(4.8%)と続き、1社のみの依頼は10.8%にとどまりました。
この結果から、不動産査定を検討する層は、一社だけで決めることはせず複数社の比較を前提として査定を申し込む傾向が強いようです。
【Q6】 不動産会社各社からの連絡スピードはどうでしたか?



不動産会社からの連絡スピードは、「1日以内に連絡があった」が45.4%、「2~3日以内」が47.0%で、全体の9割が3日以内に初回連絡を受けています。
この結果から、不動産会社各社が顧客の信頼をつかむためにできる限り迅速な対応を心掛けていることがうかがえます。
【Q7】不動産会社ごとに査定額の差はありましたか?



査定額の差については、「多少の差があった(100万円未満)」が56.2%、「大きく差があった(100万円以上)」が22.9%、で、約8割が査定額の違いを実感しています。
査定額に差が生じる背景には、各社ごとに査定基準や販売戦略が異なることがあります。
この結果から、複数社に査定を依頼することでより現実的な相場観を把握できたと感じる利用者が多いことがうかがえます。
【Q8】一括査定サイトを利用して不動産会社を選んだ際、最後の決め手になったポイントは何でしたか?



不動産会社を選ぶ決め手としては、「査定価格が高かった」(29.2%)が最も多く、「担当者の人柄や印象が良かった」(24.8%)、「実績や知名度があって信頼できた」(19.2%)が続きます。
「地元密着型で安心できた」(14.8%)、「オンライン対応が可能だった」(12.0%)など、利便性や信頼性に基づく選定も多く見られました。
この結果から、価格だけでなく、企業や担当者への信頼性も不動産会社を選ぶ大きな決め手になっていることがわかります。
【Q9】提示された査定額には納得できましたか?



提示額への納得しているユーザーは、「非常に納得できた」(16.9%)と「やや納得できた」(64.3%)を合わせると、全体の8割強にのぼります。また、「全く納得できなかった」という回答は3.2%にとどまり、多くの利用者が査定結果を一定程度信頼できると感じていることがうかがえます。
この結果から、現在の不動産一括査定サービスは査定額の根拠説明など利用者が納得できる情報を提供できているといえるでしょう。
【Q10】査定後、実際に売却に進みましたか?



査定後実際に売却したのは、「すでに売却した」(33.7%)、「売却活動中」(17.3%)を合わせると、全体の約半数ほどでした。一方で「現在検討中」(24.1%)、「売却には進まなかった」(24.9%)もあり、簡単に売却の決断には至らないという傾向がうかがえます。
このことから、不動産一括査定サービスは「即売却のための手段」だけでなく、「売却の可能性を探る初期検討フェーズ」での利用も定着していると考えられます。
【Q11】 不動産一括査定サービスを使用してみた満足度を教えてください



査定サービス事態の評価としては、「★5(とても満足)」16.5%、「★4(やや満足)」55.8%と全体の7割以上が満足と回答しています。「普通」(20.9%)を含めると9割以上が肯定的評価を示しており、全体的な満足度は高水準です。強い不満(★1・★2)は6.8%にとどまり、多くのユーザーがサービスの利便性や迅速性に納得しています。
ただ、やや満足と答えた層がとても満足と答えた層の3倍以上にのぼることから、多くのユーザーは実際の査定よりさらに高い評価を期待していた可能性があります。
まとめ
このアンケート結果から、不動産一括査定サービスは30~40代を中心に広く利用され、住み替えや相続など生活の転機に活用されていることが明らかになりました。利用者は複数社への査定依頼を通じて価格差を実感し、最終的には価格と担当者の信頼性を重視して不動産会社を選んでいます。査定額への納得度は高く、8割超が満足と回答しており、サービス全体の評価は良好です。
一方で、売却まで進まなかった層も4人に1人存在することから、今後は査定後のフォローや売却支援の強化が、より高い満足度と成果につながると考えられます。


【本調査を行うにあたり参考にした文献】
https://fkr.or.jp/fudosan-satei-ikkatu/
https://c21-rise.co.jp/article/realestate-assessment/


会社名:株式会社W-ENDLESS
設 立:2014年12月24日
本 社:大阪府大阪市西区新町1丁目4番24号 大阪四ツ橋新町ビル7階
URL:https://www.w-endless.co.jp/

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