アメリカ・ノースカロライナ州の住宅で、モバイルバッテリーの発火事故が発生した。その原因は、なんとペットの犬が誤って本体を噛み、破損し発火したという。幸い、消防が駆けつけて鎮火し、犬や住民にけがはなかった。飼い主が消防署員であったことから、今回の事故の動画が公開され、署は取り扱いに注意を呼びかけている。

犬の“いたずら”が…火災に

アメリカ・ノースカロライナ州の住宅で撮影されたのは、突然、火を噴いたモバイルバッテリーの様子だ。一体、何が原因だったのか。

実はペットの犬がモバイルバッテリーを噛んでしまったのだ。

火に驚いて様子を見つめる犬(Chapel Hill Fire Department)
火に驚いて様子を見つめる犬(Chapel Hill Fire Department)
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噛んだ直後、モバイルバッテリーが発火し始める。犬はしばらく様子を見たあと、一目散に2階へ避難していた。

お𠮟りをうけていたコルトンくん(Chapel Hill Fire Department)
お𠮟りをうけていたコルトンくん(Chapel Hill Fire Department)

原因となった犬の名前は、「コルトン」。消火にあたった消防署員から、「コルトン!なんでバッテリーをかんだの?コルトン!良い子にしなさい」と“お叱り”を受けることとなった。

消防署員の愛犬が起こした火事

飼い主に助けを求めたコルトンだが、実は飼い主も消防署員だ。ご主人の顔に泥を塗るような大失態を演じてしまったコルトン。

バッテリーから煙が出た瞬間(Chapel Hill Fire Department)
バッテリーから煙が出た瞬間(Chapel Hill Fire Department)

幸い、少し煙を浴びただけでケガもなく、住宅もカーペットが燃えただけで済んだが、飼い主が所属する地元の消防は注意喚起として動画を投稿した。

コルトンが起こしてしまった火事を通じて、「モバイルバッテリーの正しい充電や保管方法の大切さ」を呼びかけている。
(「イット!」 10月21日放送より)

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