自民党の高市総裁が第104代首相に選出されたことについて、韓国メディアも速報で伝えています。
韓国の聯合ニュースは21日午後、首相指名選挙で高市総裁が首相に選出されたことを速報で伝えました。
聯合ニュースは高市氏について「非世襲の女性政治家として『ガラスの天井』を破り地位を固めてきた」と紹介する一方、「強硬保守性向で知られる高市氏は靖国神社に参拝し、歴史・領土問題で韓国の立場と反する発言を繰り返してきた」とし「今後の韓日関係に大きな変化が起こりうるという見通しも出ている」と伝えています。
また連立の枠組みを巡り、「これまで自民党の右傾化の流れにブレーキをかけてきた中道保守性向の公明党が連立から抜け、右翼政党である日本維新の会が連立パートナーになったという点は、憂慮すべき状況変化」だと指摘しています。
韓国外務省は高市氏の首相選出を受け「日本の新内閣とも緊密に疎通し韓日関係の肯定的な流れを継続するため協力し続ける」とコメントしています。