安倍元総理を殺害した罪などに問われている山上徹也被告の初公判が来週開かれるのを前に、「公判前整理手続き」が行われました。
山上徹也被告(45)は3年前、奈良市で演説中の安倍晋三・元総理を銃撃し、殺害した罪などに問われています。21日、今回で最後とみられる9回目の「公判前整理手続き」が行われ、関係者によると、山上被告も出席したということです。
弁護側は殺意について認める方針で、母親が旧統一教会に多額の献金をしていた山上被告の境遇がどこまで量刑に影響するのかが争点となる見通しです。
初公判は今月28日に開かれ、18回の審理を経て、来年1月21日に判決が言い渡される予定です。