7月に沖縄市の路上で指定薬物「エトミデート」を含む液体を所持していた罪で逮捕された24歳の男を那覇地検が起訴していたことがわかりました。
医薬品・医療機器法違反の罪で起訴されたのは、うるま市の無職長濱尚登被告(24)です。
起訴状によりますと長濱被告は7月、沖縄市内の路上に停車中の車内で指定薬物「エトミデート」を含む液体およそ0.331グラムを所持していた罪に問われています。
エトミデートを所持した罪での起訴は沖縄県内で初めてとみられ、那覇地検は男の認否を明らかにしていません。
また、長濱被告はコカインを含む粉末およそ0.967グラムを所持していた罪でも起訴されています。
「笑気麻酔」と呼ばれ若者の間でまん延が指摘されているエトミデートは、5月に法規制されました。
県内ではこれまでにエトミデートの所持で10人が検挙されそのうち7人が20歳未満だということです。