工業高校の生徒が住宅メーカーの社員から最新の設計技術などを学ぶ授業が、10月20日に倉敷市で行われました。
授業は、東京の住宅メーカー「一建設」が行ったもので、倉敷市の水島工業高校建築科の1年生40人が参加しました。
生徒は最新の設計ソフト、3DCADを使って図面の作り方を学んだあと、テーマや条件などを落とし込んだ住宅のプランを作り、図面に起こす作業を体験しました。
建設業界でも人手不足が深刻になっていて、この企業では、業界に対する若い世代の関心を高めたいとしています。
(高校生)
「現場に行ったり、こうして教えてもらったりするのはすごく貴重で楽しい」
「ゾーニング(図面で区分けを行うこと)が楽しい。これから授業のモチベーションになった」
この企業は全国でこうした授業を行っていて、岡山県では初めてだということです。