使わなくなった養殖用のいかだを不法に海上に捨てたとして長崎海上保安部は10月21日に長崎市の水産会社などを書類送検しました。
廃棄物処理法違反容疑で書類送検されたのは、長崎市牧島町の養殖業 昌陽水産と代表取締役の男性(39)です。
長崎海上保安部によりますと昌陽水産は2024年6月下旬、古く不要になった重さ約1tの養殖いかだを産業廃棄物として業者に処分を依頼せず、町内の沿岸に不法に捨てた疑いです。
海上保安部の職員が老朽化したいかだを見つけ、近くの住民から聞き取りなど行い所有者を特定しました。
代表取締役の男性は「まちがいありません」と容疑を認めていて、仕事が忙しく産業廃棄物としての処分を行わず海に投棄してしまったと話しているということです。