北海道・釧路湿原周辺でソーラーパネルの設置が相次ぐ中、設置許可の判断の参考にしてもらおうと、最新の生息調査書が10月20日、釧路市に提出されました。
釧路市への調査書は、オジロワシの治療などを専門とする猛禽類医学研究所の齊藤慶輔代表が提出しました。
釧路湿原周辺でソーラーパネルの建設が相次いでいる中、業者側が提出する生息調査を市側が判断する資料に役立てて欲しいと、独自に2025年4月から10月まで調査を実施。
市街地に近い特定保全区域で希少生物のチュウヒやオジロワシ、タンチョウなどを確認しました。
その結果、以前から把握されていたエリア以外にも野鳥の姿が確認されたということです。
「釧路の大切な自然を改めて認識して、保護につなげていきたい」(釧路市 鶴間秀典市長)