竹久祐樹記者:
「特定利用港湾に指定されている須崎港です。20日から始まる訓練のため、つい先ほど海上自衛隊の船が港に到着しました。かなり迫力があります」

広島の呉基地から到着したのは海上自衛隊の訓練支援艦「てんりゅう」です。自衛隊による実動訓練が10月20日に全国各地で始まり、高知県内では須崎市の須崎港で海上自衛隊による資機材と燃料の搭載訓練がスタートしました。防衛省中国四国防衛局によりますと、須崎港での実動訓練は初めてです。

訓練は20日から2日間の日程で油槽船から支援艦へ燃料を補給する手順を確認したり、上空へ飛ばす無人の標的機を支援艦に載せたりして、自衛隊の運用能力の向上を図るということです。

須崎港は2024年から、自衛隊などが使える「特定利用港湾」となっていますが、防衛省は「特定利用港湾とされたことをもって、訓練を実施するものではない」としています。

また、香南市の陸上自衛隊高知駐屯地では24日から31日まで、船からの電波を集める訓練が行われる予定です。

高知さんさんテレビ
高知さんさんテレビ

高知の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。