(菅井貴子気象予報士が解説 午後6時40分現在)
◆夏・秋・冬
日本付近は、3つの季節がせめぎ合っています。
南には夏の台風があり、本州付近には秋雨前線が伸びています。
一方、北には冬の寒気があり、北海道は、今夜からあすにかけても、
雪の降る所がありそうです。
◆今夜の天気
日本海側に雪雲や雨雲が流れ込んできます。
風向きや気温次第では、札幌市内にも、雪雲が流れ込み、
初雪となるかもしれません。
ちなみに、札幌の初雪は、去年は10月20日、平年は10月28日です。
標高1000メートル級の峠の降雪量は、あすにかけて最大10センチです。
◆あす21日(火)の天気・気温
冬型の気圧配置が続き、日本海側は雨や雪が降ったりやんだりとなりそうです。
山間部は、うっすらと積もるでしょう。
太平洋側は、晴れますが、風が冷たく、空気が乾燥しそうです。
最低気温は北見でー1℃、新千歳はー3℃、
最高気温は、10℃前後の所が多く、前日と同じぐらいの寒さでしょう。
◆札幌の10日間予報 21日(火)~30日(木)
今週は雲が多く、日中でも寒く感じらそうです。
最高気温は11℃前後で、最低気温は3~4℃です。
セーターやウールのコート、マフラー、手袋などが欲しくなりそうです。
24日(金)~25日(土)にかけては、青空が広がり、寒さが緩みますが、
26日(日)~27日(月)にかけては、荒れるおそれがあり、
27日(月)夜~28日(火)は、上空の寒気が強まるため、
札幌市内で雪が降る可能性があります。
◆全道の週間予報 21日(火)~27日(月)
今週は、冬型の気圧配置で、
日本海側は、冷たい雨が降ったりやんだりとなりそうです。
朝晩は雪が混じり、峠や山間部では、積雪や凍結となりますので、
車で移動の際には、道路情報も確認してください。
内陸部は、氷点下まで気温が下がり、初冬を先取りする冷え込みが続くでしょう。
26日(日)~27日(月)にかけては、発達した低気圧が北海道付近を通過するため、
荒れるおそれがあります。