岩手県大槌町では10月19日から町内の川辺に親子とみられるクマ2頭が居座っていて、町や警察が警戒に当たっています。

木の陰で眠っている子グマとその近くであたりを見回している成獣。
20日午後1時ごろ、大槌町末広町の大槌川沿いで撮影した映像です。

この場所では19日の午後2時ごろ、通りかかった人が2頭のクマがいるのを確認し、町に通報していました。

2頭は親子とみられていて、そばには餌となるシカの死骸があり、町によると19日の通報以降その場を離れたり戻ったりを繰り返しているということです。

川の対岸には小中学校や高校がありますが、町では餌があるためわなを仕掛けてもかからないとみられることから、このまま立ち去るのを見守る方針だとしています。

これまでに人や物への被害は確認されておらず、町や警察が住民に注意を呼びかけています。

岩手めんこいテレビ
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