20日午後2時半ごろの北海道・上富良野町は、パラパラと降る雪で辺り一面が冬景色となっていて、除雪車も出動するなど、早くも冬が到来しました。
午前10時ごろには積雪が5cmに達しました。
両手でかき集めたフワフワの雪を空中に投げ、“スノーシャワー”を楽しむ人も。
上富良野町では19日から雪が降り、温泉宿の前に止まっている車も雪で白く染まっていました。
札幌市から中山峠へ向かう車中からも雪景色が見られました。
今シーズン初めての雪が観測された中山峠。
上空に11月下旬並みの強い寒気が流れ込んだ影響です。
本州から来た観光客は、ひと足早い雪の便りに「(服装が)今秋用です。まだ愛知20度ぐらいあるんで、全然甘く見ていました。こんなに積もっていると思わなかった」と話していました。
一方で、地元の人も「久しぶり、1年ぶりなんで緊張感があります」と話し、ついに訪れた冬に警戒しています。
また、滝川市ではアスファルトをあられがたたき付けていました。
稚内市やオホーツク海側の枝幸町でも20日朝、初雪が観測されました。
北海道は今後10日間は気温が平年より低く、寒さが続く見込みです。
一方で、関東は今週から秋が一気に深まりそうです。
山梨・富士河口湖町には、多くの観光客が訪れました。
河口湖畔にある大石公園は、晴れていると、赤く色づくコキアと富士山が一度に楽しめる人気スポットです。
残念ながら20日は富士山が見えませんが、見ごろを迎えたコキアと写真を撮影する観光客の姿が見られました。
行楽からの帰り道に注目を集めていたのが、野菜の詰め放題です。
旬撰倶楽部 房総・村の駅 店長・杉浦碩さん:
このくらいのバケツにお野菜を高く積んでいただいて、積んでいただいた数分のお野菜をワンコインでお買い上げいただく。
千葉県の幕張PAでは、1回500円でチャレンジできるとあって、行列もできていました。
バケツ詰め放題の野菜が並べられ、いよいよ開始!
制限時間は1分です。
先頭に並んでいた人は細長いサツマイモを縦に並べ、その間に丸いタマネギやリンゴを詰めるといった手慣れた手つきで、詰め詰め。
その重量は、何と2kgでした。
また、制限時間があるため、慌てて詰め込む参加者も。
詰め放題のバケツを倒してしまいました。
息子2人が挑戦する家族は「僕が器用だからとりあえず積んでいく。(Q.何センチ頑張る?)1メートル!」と意気込みを語りました。
いざ始まると制限時間に焦り、勢いよくバケツにニンジンを入れようとします。
男の子はその後、見事な野菜タワーを完成させました。
21日からの東京都心は、より秋が深まる予想で、予想最高気温は19度。
また、22日はぐっと寒くなり、予想最高気温は16度、最低気温は12度です。
寒暖差による体調の変化に注意が必要です。