全国でクマによる被害が相次いでいます。
秋田県内では20日朝、クマに襲われた男女6人がけがをしました。
2025年度のクマによる死者数は過去最多となっていて、環境省は注意を呼びかけています。
午前6時半前、秋田・湯沢市で60代男性がクマに右の太ももをひっかかれけがをしました。
男性を襲ったクマはその後、男性の住宅に侵入し、午前11時40分現在も居座っているということです。
一方、宮城・仙台市青葉区では午前4時半前、自転車に乗っていた60代の男性が体長1メートルほどのクマと衝突し、男性は左足にけがをしましたが、会話ができる状態だったということです。
クマは親グマとみられ、子グマとみられる2頭と立ち去ったということです。
環境省によりますと、10月17日時点で2025年度のクマによる死者数は7人にのぼっていて、自治体が出すクマ出没情報などに十分注意を払うよう呼びかけています。