福井県内企業の女性管理職の割合は、前年に比べ0.3ポイント増と小幅な上昇に留まり、女性の登用が拡大していないことが分かりました。
帝国データバンクが7月に行った調査によると、県内企業の管理職に占める女性の割合は前の年より0.3ポイント増の11.5%となり、過去2年間、ほぼ横ばいです。
また、女性役員の割合は前年より1ポイント減少し12.6%で、管理職、役員ともに女性登用が進んでいないことがうかがえます。
今後の女性管理職の登用は約3割の企業が「増加」を見込む一方で、4割が「変わらない」と回答しました。
帝国データバンクは「さらに深刻な人手不足が懸念される中、女性の活躍を進めることが重要な課題」としています。
