議会解散に伴う伊東市議会議員選挙は10月19日に投開票が行われます。市議選には定数20に対して30人が立候補していて、田久保眞紀 市長を支持しない候補者が少なくとも15人当選すれば失職は不可避な情勢です。
伊東市議選には定数20に対して30人が立候補していて、投票は午前7時から午後8時まで市内24カ所で行われます。
今回の選挙は田久保市長が大学を除籍されていたにもかかわらず、市の広報誌などに「東洋大学法学部卒業」と記していた学歴詐称問題に端を発していて、市議会が全会一致で不信任を議決したことに対して市長が議会を解散したことから行われるため、事実上の田久保市長の信任投票に位置づけられていて、田久保市政を継続させるか否かが最大の争点です。
地方自治法では不信任の議決に伴い議会が解散された場合、解散後初めて招集された議会で首長に対する不信任決議案が出され、全議員の3分の2以上が出席した上で過半数が賛成すると失職すると規定されていて、報道機関が合同で実施したアンケートでは立候補した30人中26人が再び不信任案が提出された際に「賛成する」と答えています。
このため、26人のうち少なくとも15人が当選すれば田久保市長の失職は避けられません。
開票作業は午後9時10分から行われ、深夜にはすべての結果が判明する見通しです。
立候補者は届け出順に以下の通りとなっています。
◆青木敬博 候補(前職)
◆古川勇貴 候補(新人)
◆重岡秀子 候補(前職)
◆井戸清司 候補(前職)
◆梅田和江 候補(新人)
◆宮崎雅薫 候補(前職)
◆鈴木絢子 候補(前職)
◆シュタインマン信子 候補(新人)
◆中島弘道 候補(前職)
◆宇藤カザン 候補(新人)
◆虫明弘雄 候補(前職)
◆杉本一彦 候補(前職)
◆四宮和彦 候補(前職)
◆木梨さと美 候補(新人)
◆犬飼このり 候補(前職)
◆篠原峰子 候補(前職)
◆高鳥守旦 候補(新人)
◆片桐基至 候補(新人)
◆土屋雄二郎 候補(新人)
◆浅田良弘 候補(前職)
◆遠藤道弥 候補(新人)
◆河島紀美恵 候補(前職)
◆大竹圭 候補(新人)
◆竹本力哉 候補(前職)
◆佐藤周 候補(前職)
◆金井文昭 候補(新人)
◆村上祥平 候補(前職)
◆長沢正 候補(前職)
◆川崎治 候補(新人)
◆大川勝弘 候補(前職)