札幌市西区山の手で10月18日夕、クマ1頭が目撃されました。近くの住宅街では16日にもクマ1頭が出没していて、警察や市が注意を呼びかけています。
18日午後6時10分ごろ、車で北東方向に走っていた50代女性から「クマが車道を西方向に横切った。今は車道を坂を下りている」と警察に通報がありました。
警察によりますと、女性が市道を走行中、リンゴ園付近を通りかかったところ、クマ1頭(体長約1.5メートル)が東の森から西の森に道路を横断しました。
女性が車を止めて様子を見ていたところ、クマはまた車道に戻り、150メートルほど坂を下ったということです。
その後、クマは山の手3条12丁目の公衆トイレ付近で東の森の中に消えました。
現場近くの住宅街は16日にもクマが出没し、住宅の庭でイチイ(オンコ)の実を食べていました。
今回のクマと同じ個体かは分かっていません。
警察や市が注意を呼びかけています。