◆ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ロサンゼルス・ドジャース5-1ミルウォーキー・ブルワーズ 17日(日本時間18日午前9時38分試合開始、ドジャースタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは17日(日本時間18日)、ブルワーズとホームでリーグ優勝決定シリーズ第4戦に臨み、大谷翔平選手(31)は「1番投手・DH」で先発出場した。

4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズは、ブルワーズの本拠地・アメリカンファミリーフィールドで13日に開幕。先発スネルの好投で2-1と接戦で第1戦を制したドジャースが14日の第2戦でも山本由伸投手(27)が9回1失点で完投勝利を収めて5-1で勝利し、中1日で舞台をドジャースタジアムに移した16日の第3戦では、大谷が初回三塁打から先制のホームイン、佐々木朗希投手(23)が3セーブ目を挙げるなどの活躍でドジャースが3-1で3連勝を飾り、2年連続のリーグ制覇に大手をかけている。

投手・大谷は前回、4日の地区シリーズ・フィリーズ戦に先発し、6回9奪三振3失点でポストシーズン初勝利を挙げている。一方、ブルワーズの先発はホセ・キンタナ。

先発マウンドに上がった大谷は、先頭打者を四球で歩かせるも、続く2番打者を仕抑え、3者連続三振の好スタートを切った。

そんな中、1回裏の第1打席でポストシーズン3号目となるホームランを放つと、4回まで無失点ピッチングの大谷は4回裏の第3打席では、先ほどの特大ホームランに続くシーズン4号ホームランを打ち、7回途中まで10奪三振・無失点の圧巻の投球でマウンドを降りると、直後に迎えた7回裏の第4打席、カウント1ー2の4球目を打ち、シーズン5号目となるソロホームランを放った。

その後もドジャースは、ベシア、トライネン、バンダがつなぎ1点は失ったものの、9回には佐々木朗希がマウンドへ。先頭のコントレラスにヒットを打たれるも後続を打ち取り、見事ブルワーズを下し、ナショナル・リーグ2連覇、2年連続のワールドシリーズ進出を成し遂げた。

また、リーグ優勝決定シリーズのMVPは大谷翔平が選ばれた。

ドジャースは24日(日本時間25日)に開幕するワールドシリーズで、ア・リーグ優勝決定シリーズを戦っているマリナーズとブルージェイズの勝者と対戦。同シリーズは第5戦を終え、マリナーズが3勝2敗でVに王手をかけている。

プライムオンライン編集部
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