「Live News α」では今週、「for the NEXT」を共通のテーマに、未来に向けたSDGs関連のニュースをお伝えします。

東京・練馬区で17日から始まった“エコでロハス”なイベント「ロハスフェスタ東京」。
「ロハス」とは、“心身の健康”と“持続可能な社会に配慮したライフスタイル”のこと。

会場にはこだわりの手作り雑貨や、料理などを販売する300店ほどが並びます。

無添加、無着色の体に優しい「たまねぎのピクルス」は、主に廃棄される予定だった規格外のタマネギを使っています。

廃材のテント生地を使い、マイバッグを作るブースもあり、作ったバッグはそのまま会場での買い物に使うことができます。

また、自分はもう使わないけど「誰かが欲しいかもしれない」ものを持ち寄って交換する物々交換会のブースも。
それぞれのアイテムに、思い出や次に使う人へのメッセージをつづります。

環境省によると、日本の家庭から廃棄されている衣類は年間約50万トン。
これは、供給される新品衣類の約7割に当たる量で、リユースやリサイクルされる割合はまだまだ低いのが現状です。

2025年で15回目となるこのイベント。
年々規模を拡大していて、大阪や広島など各地で開催されています。

来場者からは、「(来るのは)3年目。エコな形でおしゃれな雑貨などが売っていて、そこが気にいって毎年来ている」「今年で7、8回は来ていると思う。自分の好みのものが必ず見つかるショップが多いので、できる限り参加している」といった声が聞かれました。

主催者は、イベントを日常的にロハスを考えるきっかけにしてほしいといいます。

ロハスフェスタ事務局長・森永直花さん:
持続可能な生活や生き方みたいなものが、もっと当たり前に生活に入ってきたらいいなと。(ロハスを)わかりやすく説明できるような仕組み・取り組みを取り入れながら、地域に根付いて愛されるイベントに成長できればと思う。