富山県魚津市では訪れた観光客に快適にまち巡りを楽しんでもらおうと、小型モビリティを活用した観光事業がスタートします。
15日、そのレンタカーとして使われる三輪電気自動車「トゥクトゥク」がお披露目されました。
こちらが、お披露目された三輪電気自動車「トゥクトゥク」です。
バイク式のハンドルでドアがなく、東南アジアではタクシーとして普及している車両です。
魚津市は富山湾を望む海岸線の「蜃気楼ロード」を始め、市街地には「米騒動発祥の地」や「魚津城跡」などの歴史的な観光スポットがありますが、市内には観光客の足となるレンタカーの会社が少なく、移動手段がバスやレンタルサイクルなどに限られていることが課題となっていました。
そこで、新たなレンタカー「トゥクトゥク」を3台導入し、魚津を訪れる観光客の利便性や回遊性を高め、観光振興につなげたいとしています。
*観光まちづくり 近藤史彦事業統括マネージャー
「魚津のまちの海・山どちらの魅力も体感してほしいのでレンタカーよりも気軽に、レンタサイクルよりも長距離が走れて、環境負荷もかからないEVのトゥクトゥクを導入した。魚津の旅の新しい形として、魚津の市内を周遊すること自体をアクティビティとして楽しんでほしい」
この「トゥクトゥク」は普通自動車免許があれば運転可能で、時速最大およそ50キロで走行できます。
*リポート
「操作も非常に簡単で、普通車よりも小回りが利くので運転が苦手な方や土地勘が無い方でも楽しく乗れそうです」
「トゥクトゥク」のレンタルは、今月20日から予約受け付けが始まり、24日から運用が開始されます。
貸出は魚津駅観光案内所前で、魚津市内のどこでも行くことができて、料金は4時間4000円からと気軽に利用できるようになっています。