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プレスリリース配信元:INSTANTROOM株式会社

リモート案件は93.8%




2025年最新のフリーランスの「Go言語エンジニア案件の調査レポート」を発表します。
11,334件のフリーランスボードに掲載されている実際のフリーランス案件から作成しました。

■調査サマリー
・Go言語案件の平均年収969万円
・リモート案件は93.8%
・Go言語案件の占有率は全体の4.33%

■目次
Go言語案件の平均年収
Go言語の案件数
Go言語案件のリモートワーク比率
Go言語案件の多い業界
Go言語案件の職種
Go言語の特徴
Go言語で作れるもの
Go言語スキルの市場価値
調査対象
フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-5)に掲載されたGo言語求人案件の月額平均単価より想定年収を試算しています。
・対象期間
2024年2月1月~2025年10月15日
・対象件数:
 11,334件
※本データ引用の際のお願い
メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。
出典:フリーランスボード(https://freelance-board.com/jobs/skills-5


Go言語案件の平均年収
平均年収969万円(言語年収ランキング4位)



Go言語案件の平均月額単価は80.7万円、平均年収は969万円で、プログラミング言語別の年収ランキングでは4位に位置しています。

Go言語はシンプルな文法と強力な並行処理でスケールしやすく、クラウドネイティブやマイクロサービス開発に適しています。コンテナ技術のDockerはGo言語で実装され、KubernetesもGo言語で開発されているため、開発から運用までの親和性が高いと言えます。こうした設計思想はクラウド時代の要件に合致しており、コンテナ化や自動化の現場で評価されています。

産業面ではSaaSやクラウドインフラ、FinTechなどでの採用が目立ちます。金融領域ではイギリスのモンゾー銀行がマイクロサービスにGo言語を採用し、巨大トラフィックを扱う企業でも高いQPSを支える事例が報告されています。これらの背景から、分散システムや決済基盤、監視基盤などの領域でGo言語の需要は今後も安定して推移すると考えられます。


Go言語の案件数
案件数(案件比率)4.33% (案件数ランキング8位)



2025年10月時点でGo言語の案件は市場全体の4.33%を占め、案件数は8位、平均月額単価は80.7万円と安定しています。

Go言語はシンプルな文法と高い並行処理性能により、クラウドネイティブやマイクロサービス開発に適しています。コンテナ基盤のDockerはGo言語で実装され、KubernetesもGo言語で開発されており、CNCFのコンテナオーケストレーション標準として定着しているため、開発から運用までの親和性が高いと言えます。

産業面ではSaaSやクラウドインフラ、FinTechでの採用が目立ちます。英国モンゾー銀行は大規模なマイクロサービス基盤にGo言語を中核採用しており、監視ではPrometheusなどGo言語製コンポーネントとの相性も良好です。これらの背景から、高トラフィックや分散処理を要する領域での需要は今後も堅調に推移すると見込まれます。

フリーランスエンジニアは、Go言語の並行処理と低レイテンシ設計に加え、gRPCやREST、DockerとKubernetes、CI/CD、Prometheusによる可観測性、主要クラウド(AWS/GCP)の実務スキルを磨くことで、クラウド・決済・監視基盤などの領域で長期案件や高単価案件を獲得しやすくなります。


Go言語案件のリモートワーク比率



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-5)

2025年10月時点のGo言語フリーランス案件・求人におけるリモートワーク比率は、フルリモートが35.3%、一部リモートが58.5%、常駐が6.1%です。前月比はフルリモートが−2.8%で減少し、一部リモートは+1.7%で増加、常駐は+1.1%と小幅に上昇しています。

一部リモートが過半数を占める背景には、Go言語がDockerやKubernetes、Prometheusといったクラウドネイティブ基盤と高い親和性を持ち、分散開発を進めやすい特性があります。一方で、決済や医療などの分野ではPCI DSSなどの要件が在宅勤務環境にも適用されるため、対面での確認や物理的な統制が残る実情があります。

今後はゼロトラストの普及でフルリモートが緩やかに増えるものの、機密性の高いデータを扱う領域ではハイブリッド型が一定維持される見通しです。
フリーランスは、KubernetesとDockerによる運用自動化、CI/CDとPrometheusによる監視・可観測性の実務経験、PCI DSSなどのセキュリティ統制への理解を深めることで、案件選考で優位に立ち、単価向上を狙えます。


Go言語案件の多い業界
(案件比率:上位5位を抜粋)



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-5)

2025年10月時点のGo言語案件は、サービスが3.04%(345件)で1位、Webサービスが2.78%(315件)で2位、SaaSが1.87%(212件)で3位、toBが1.76%(199件)で4位、通信が1.43%(162件)で5位となり、上位5業界で全体の約10.9%を占めます。

これらの業界でGo言語が選ばれる背景には、クラウドネイティブとマイクロサービス志向があります。コンテナ基盤のDockerはGo言語で実装され、KubernetesもGo言語で開発されているため、サービス分割や自動化と高い親和性を持ちます。また、監視ツールのPrometheusもGo言語で開発されており、システムの監視機能をGo言語のアプリケーションに組み込みやすいことも強みです。

金融分野でも採用は進んでおり、イギリスのモンゾー銀行は数千規模のマイクロサービスをGo言語で統一運用しています。今後もSaaSや通信、toB基盤での分散処理・高スループット需要に支えられ、Go言語案件は安定的に推移すると見込まれます。


Go言語案件の職種
(案件比率:上位5位を抜粋)



(参考:https://freelance-board.com/jobs/skills-5)

2025年10月時点のGo言語案件の職種は、インフラエンジニア27.49%(3,116件)が最多、次いでバックエンドエンジニア25.49%(2,889件)、サーバーサイドエンジニア23.81%(2,699件)、アプリエンジニア10.72%(1,215件)、フロントエンドエンジニア8.36%(948件)です。

インフラ比率が高い背景には、DockerがGo言語で実装されKubernetesもGo言語で開発されていることにより、クラウドネイティブ基盤とGo言語の親和性が非常に高い点があります。さらに監視ツールのPrometheusもGo言語で開発されており、計測や監視を組み込みやすいことも運用側の需要を押し上げています。

一方でバックエンド・サーバーサイドが拡大する要因として、Go言語のゴルーチンとチャネルによる軽量な並行処理が高スループットのAPIやマイクロサービス開発に適していることが挙げられます。
今後もインフラ自動化と分散システムの普及に伴い、Go言語を活用したインフラ運用とサーバーサイド開発の需要は堅調に推移すると見込まれます。


Go言語の特徴
Go言語は静的型付けのコンパイル言語で、シンプルな文法に加えてゴルーチンとチャネルにより軽量な並行処理を標準提供し、高スループットなAPIや分散処理を少人数で実装しやすいのが特長です。

クラウドネイティブ領域ではKubernetesがGo言語で開発され、Dockerとの組み合わせで開発から運用自動化までの親和性が高く、コンテナ化と相性のよいサービス設計を後押しします。また、監視ツールのPrometheusもGo言語で開発されており、可観測性の導入が容易です。

業界面ではSaaSや通信、FinTechでの採用が進んでおり、特にクラウドネイティブ基盤やマイクロサービスアーキテクチャを採用する企業での需要が高まっています。軽量な並行処理と高いスループット性能により、トラフィック量の多いサービスや分散システムの開発に適しており、今後も安定した市場拡大が見込まれます。


Go言語で作れるもの
Go言語では高スループットなAPIやマイクロサービス、CLI、ネットワークサーバ、バッチ処理まで幅広く開発できます。コンテナ基盤のDockerはGo言語で実装され、クラウド運用と開発の連携を取りやすい点が強みです。

またKubernetesもGo言語で開発されており、オペレーター開発やクラスタ制御といったクラウドネイティブ実装と相性が良いです。監視基盤のPrometheusもGo言語で開発されており、メトリクスの組み込みが容易です。

産業面ではSaaS、通信、クラウドインフラ、FinTechでの採用も増えています。


Go言語スキルの市場価値
Go言語スキルは現在のIT市場で堅調です。平均年収は969万円で言語別ランキング4位、平均月額単価は80.7万円、案件比率は4.33%で8位です。

クラウドネイティブ領域との親和性が高く、開発から運用まで一貫して価値を発揮できる点が評価されています。DockerはGo言語で実装され、KubernetesもGo言語で開発されているため、マイクロサービスやコンテナ運用での実装効率と学習コストの低さが強みになります。また、監視ツールのPrometheusもGo言語で開発されており、システムの計測や監視機能の組み込みが簡単です。

業界別ではサービス3.04%(345件)、Webサービス2.78%(315件)、SaaS1.87%(212件)、toB1.76%(199件)、通信1.43%(162件)が上位で、分散処理や高トラフィックに強いバックエンド需要が継続します。

フリーランスエンジニアがGo言語とともにKubernetes、Docker、CI/CD、Prometheusといったクラウドネイティブ技術スタックを習得することで、SaaSや決済、監視基盤などの高単価案件への参画機会が広がり、市場価値は今後も高水準を維持すると見込まれます。


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■会社概要
会社名:INSTANTROOM株式会社
代表者:代表取締役 曽根弘介
所在地:東京都渋谷区元代々木町25-6
設立 :2021年3月31日
URL :https://instantroom.co.jp/
事業 :
・フリーランスエンジニア・ITフリーランスの案件検索サイト「FreelanceBoard(フリーランスボード)」(https://freelance-board.com/
・フリーランスエージェント・SES企業特化型CRM「FreelanceBase(フリーランスベース)」(https://freelancebase.jp/
・業務委託エンジニア採用プラットホーム「EngineerDASH(エンジニアダッシュ)」(https://engineerdash.com/
・副業や転職が選べるITフリーランス求人プラットフォーム「ギョーテン」(https://gyou-ten.com/

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