大野市は15日、市内の小学校で暖房設備の電源を切り忘れ、電気料金約80万円分が増加する事案が発生したと発表しました。
 
市によりますと、市教育委員会の職員が10月6日に和泉小学校の電気使用量が多いことに気付き、学校へ連絡。学校側が校舎内を確認したところ、図書コーナーなどに設置されている床暖房や、体育館の雨どいに設置されている凍結防止用のヒーターの電源を切り忘れていたことが分かりました。
  
これにより、電源を切り忘れた5月から9月の5カ月間で、電気料金が推計で約80万円の増額となりました。今後、県教委と相談のうえで、市が補填するかどうかを決めるとしています。
    
暖房設備の電源管理は職員が1人で行っていたということです。また、学校ごとの電気料金の通知は電力会社から市教委に届くため、学校側は異変に気付けなかったとしています。
  
今回の事案を受け、学校の暖房設備の管理はマニュアルに沿って複数の職員で行い、校長に最終報告することや、毎月の電気料金について市教委が学校側に情報共有し双方で過剰な使用がないかをチェックすることにし、再発防止を図りたいとしています。

福井テレビ
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