東京から地方へと制作拠点が広がるアニメ業界について紹介する講座が、宮崎公立大学で開かれました。
講座では、東京に本社を置くアニメの企画制作会社RICEFIELDの田原麻美代表など2人が講師を務め、宮崎公立大学の学生など約50人が参加しました。
RICEFIELDでは、世代を超えて愛されるアニメ業界を担う人材を育成しようと、高校生以上を対象にオンラインでのアニメ塾を開催していて、4年間で約150人が制作技術を学びました。
（田原麻美代表）
「アニメーターデビューして実際に働いている人は10人前後、アニメーターにとって必要な技術をピンポイントで教えています。とにかく1日でも早く現場に出して仕事を学んでもらう環境を整えています」
宮崎市出身の田原代表は、RICEFIELDのスタジオを宮崎市にも構えていて、東京に拠点が集中しているアニメ制作を県内に根付かせ地域活性化につなげたいとしています。
