アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンとパキスタン軍が国境地帯で衝突し、双方が相手部隊の多数を殺害したと主張しました。
アフガニスタンで実権を握るタリバンは12日、国境地帯でパキスタン軍の拠点を攻撃したと発表しました。
パキスタン軍が首都カブール上空に侵入して空爆したことへの報復だとしてパキスタン兵58人を殺害したと主張しています。
一方、パキスタン軍も応戦し、複数のタリバンの拠点などを制圧して200人以上を殺害したと発表し、自国の兵士の死者は23人だったとしています。
パキスタンは、タリバンがテロリストを積極的に支援しているとして拠点を無力化する考えを示しています。