自民党の高市総裁は先ほど、党の新たな執行部を発足させました。
自民党本部から、フジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。
新体制をキックオフさせ笑顔も見せた高市総裁ですが、野党との交渉に加え、連立離脱の構えを見せる公明党も悩みの種となっていて、課題山積の中の船出となります。
高市総裁:
今の暮らし、そして未来への不安をなんとか希望と夢に変えていきたい。
新執行部は、幹事長と総務会長にそれぞれ麻生派の鈴木俊一氏と有村治子氏、選挙対策委員長に総裁選で高市陣営だった古屋圭司氏、そして政務調査会長に総裁選挙を争った小林鷹之氏が就任しました。
また、最高顧問だった麻生元首相が再び副総裁に就任し、萩生田元政調会長が幹事長代行の要職に就くことも正式決定しました。
党内からは「派閥色が強く、全員野球になっていない」との懸念の声が早速上がっています。
さらに、公明党は総裁選の結果を受け「離脱も辞さない」と態度を硬化させ、先ほど緊急の常任役員会を開いて連立継続の是非を含め協議しました。
7日午後には高市総裁ら自民党の新執行部が公明党の執行部と顔合わせを行う予定で、その行方が注目されます。