高市早苗氏の自民党総裁就任を受け、株高円安が加速しています。
積極的な財政政策がとられるとの受け止めから、日経平均株価は一時、初めて4万8000円台をつけました。
東京市場は取引開始直後から買い注文が膨らみ、平均株価は上げ幅が一時2300円を超えました。
相場を押し上げているのは、自民党の高市新総裁の経済政策への期待です。
就任後の会見で高市氏は、物価高対策に力を入れる姿勢を強調し、積極財政路線で景気刺激策がとられることへの期待が広がりました。
市場関係者の間からは、「少数与党で安定した政権運営ができるかが今後の焦点だ」「株価の上昇ピッチが続くかは注意してみていく必要がある」との声が上がっています。
6日の東京株式市場の日経平均株価は、先週末3日より、2175円26銭高い、4万7944円76銭、TOPIX(東証株価指数)は、3226.06で取引を終えました。