身近な課題をヒントに生まれた新規事業のアイデアを競う「学生ビジネスプランコンテスト」が10月4日、宮崎市で行われました。
(戸高涼平記者)
「この宮崎の地から、社会を動かす革新的なビジネスプランが生まれます」
このコンテストは県内の学生を対象に毎年開かれていて、6回目の今年は27組の応募があり9組が決勝に臨みました。
(発表者)
「私たちはこれらの事業で、農業の未来を変えていき、中小規模農家の未来を変えるために行っていきます」
発想の革新性や実現可能性などが審査のポイントで、学生たちは専攻分野や経験をもとにしたビジネスプランを発表しました。
(福井俊平 審査員長)
「毎回来るたびに『こんな発想あったのか』であったりサービスだったり、最後はロボットもありましたけど、いろんな幅があって相変わらずワクワクしますね」
審査の結果、都城高専の3人が発表した「剪定ロボットを活用しコスト削減と景観保全などを実現する」プランが1位に輝きました。
(優勝した都城高専チーム)
「南国宮崎のシンボルであるワシントニアパームの剪定現場の負担軽減や、宮崎のアピールになるよう今後もロボット開発を進めていきたいです」
優勝した都城高専チームには、賞金30万円が贈られました。