ラグビー強豪校・天理大学で、大麻使用の罪などに問われた元部員に対し、奈良地方裁判所は拘禁刑1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
天理大学の元ラグビー部員・弘田士道被告(21)と島田郁被告(21)は、学生寮で大麻の植物片約0.6グラムを所持し、使用した罪に問われています。
これまでの裁判で、2人は起訴内容を認め、使用した理由について「部活動や寮生活でのストレスがあった」などと話していました。
判決で奈良地裁(岡田卓裁判官)は、使用の動機について「安易で短絡的であり、汲むべき事情はない」と厳しく非難しました。
一方で、依存症の回復施設に通うなどして反省の態度を示していることを評価し、2人に拘禁刑1年・執行猶予3年を言い渡しました。