札幌市の郊外で10月5日夜、乗用車がクマと衝突する事故がありました。
10月5日午後9時50分ごろ、札幌市南区定山渓の道道1号小樽定山渓線のさっぽろ湖第四展望台付近で、小樽方面に走行していた乗用車が、左前方から飛び出してきたクマと衝突しました。
男性は事故現場から1キロほど走行し、運転していた10代男性が「クマと衝突した」と110番通報しました。
男性にケガはなく、車は前部が中程度の破損でしたが、走行はできる状態でした。
警察が現場に駆けつけたところ、体長約1.5メートルの成獣とみられるクマが倒れているのを発見しました。
クマの生死が確認できなかったため、警察が現場で見張りを続け、その後、死んだと判断し、道路管理者に引き渡したということです。
警察は、郊外での夜間の走行には野生動物の飛び出しに特に注意するよう呼びかけています。