富山市の小学校でインフルエンザとみられる集団感染が確認され、1クラスが学級閉鎖となりました。
インフルエンザとみられる学級閉鎖は今シーズン初めてで全国的に1カ月以上早く流行しています。
県によりますと、学級閉鎖となったのは、富山大学附属小学校の5年生の1クラスです。
35人の児童のうち16人に発熱などの症状があり、欠席したため、学級閉鎖となりました。
インフルエンザとみられる学級閉鎖は今シーズン初めてです。
県内全体のインフルエンザの患者数は今月22日から28日までの一定点医療機関あたりで0.81人と前の週より増え、流行入りの目安である1.00人に近づきました。
全国平均では一定点医療機関あたりで1.04人となり、厚生労働省は3日、インフルエンザが全国的な流行シーズンに入ったと発表しました。
昨シーズンより1カ月以上早い発表です。
県は、感染拡大を防ぐため「手洗い」や「マスクの着用」などの予防対策の徹底を呼びかけています。