大阪府の吉村知事は、大阪府松原市が万博の未使用チケットを市のイベント「まつばらマルシェ2025」で使える金券に交換するという取り組みを実施したことについて受け止めを聞かれ、「松原市の観光振興という側面からの取り組みだと思う」と述べたものの、「大阪府に置き換えると税金で払い戻すことになると思うので難しい」と、同様の対応は難しいという考えを示した。

■吉村知事の発言 詳細は
大阪府 吉村知事:松原市の取り組みは先着100名、松原のイベントで使える券と交換するということですので、松原の観光振興。そういった側面が非常に強いんだと思います。そういった視点からの取り組みだと思います。

大阪府 吉村知事:これ仮に大阪府に置き換えるとですね、チケットを税金で払い戻すということになると思いますので、現実難しいなというふうには思っています。
先着100名で大阪府のイベントっていうわけにはいかないと思いますし、そもそもその原資は何かというと、府民の税金になりますから。

大阪府 吉村知事:府民の税金でそういったチケットの(払い)戻しをすると、またそのチケットはもともと本来は使えることができた、予約の期間も十分あったチケットということになると、税の使い道として、府民の皆さんの税をそこに使うというのは、少し難しいのかなと思っています。
今の協会の取り組み(当日券との交換)を続けていくということになるかと思います。
