全国的に感染者が増加しているマダニが媒介する感染症「SFTS」に新たに2人感染し、県内の感染者が今年6人と過去最多となりました。
県によりますと9月22日から28日までの1週間で「SFTS」に感染したのは60代の男性と10代の高校生の男性の2人です。
そのうち10代の高校生の男性はマダニにかまれ感染したということですが、現在、回復に向かっているということです。
一方で、県内では感染者の今年の累計が6人と2013年の統計開始以降過去最多となりました。
SFTSはウイルスを持つマダニにかまれることによって感染し、発熱や消化器症状などを引き起こし致死率は10〜30パーセントとされています。
マダニのピークは春と秋で県は今後、増加が危惧されるとして山や草むらなどで活動する場合は肌の露出を少なくし、かまれてしまったら自分で取り除かずすぐに医療機関を受診するよう呼びかけています。