島根県益田市の高校で、地元で採れたアユを使って郷土料理作りを体験する調理実習が行われました。
益田市の益田翔陽高校であった調理実習。
食材は、島根県西部を流れる清流・高津川で採れたアユです。
この調理実習は「高津川の鮎料理」が2023年、文化庁の伝統的な食文化の認定制度「100年フード」に選ばれたことを受け益田市が行ったもので、2025年で2回目になります。
10月2日は、1年生39人が食育インストラクターから手ほどきを受けながら、「鮎だし雑煮」作りに挑戦。
アユから取った出汁に調味料を加え、餅や春菊、蒲鉾などを入れます。
そして、お椀によそったあと、出汁を取ったアユを丸ごと乗せたら完成です。
生徒たちは早速、地元で親しまれている味を楽しみました。
生徒:
大変だったけど出来上がりがよくて良かったです。
市は、今後も地元食材を使った調理実習を行うなどして、地域の食文化に親しむ機会を作りたいとしています。