3代目のスポーツ庁長官に、パラリンピック競泳男子金メダリストの河合純一氏が就任しました。
パラリンピアンの就任は初めてです。
河合スポーツ庁長官:
(私自身がスポーツ行政の長官に着任することを通じて)スポーツを通じてインクルーシブな社会を作っていこうという大きなメッセージは少なくともまず大きく動き出したっていうのを、国内外の皆さんにも感じてもらっていると思う。
3代目スポーツ庁長官に就任したパラリンピック競泳男子視聴覚障害クラス金メダリストの河合純一(50)氏が、1日初登庁し、「情熱をもって職務にあたりたい」と抱負を語りました。
河合長官は5歳から水泳を始め、中学生の時に視力を完全に失いましたが、パラリンピック競泳では6大会に出場し、5つの金メダルを獲得しました。
河合長官は、職員に対し「我々がインクルーシブな組織であれば、自治体やスポーツ団体や様々な方々にそのことが伝えやすくなり、伝わっていくはずだと思っている」として、職員と思いを共有しながら誠心誠意取り組んでいきたいと述べました。