小泉農林水産大臣は、投票権がある党員らの数の訂正を巡る憶測や疑惑報道に対し「事実に反する」などとコメントしました。
自民党は先週、総裁選の神奈川県の有権者数を訂正し、826人、増えました。
6月に誤って名簿から削除したことによる「事務的なミス」と説明していますが、神奈川県連は小泉氏が会長を務めていて、インターネット上では「党員票の操作だ」といった憶測が拡散されています。
これに対し小泉氏はFNNの取材に、「あり得ない話だ。非常に困惑し遺憾に思っている」などとコメントしました。
また、一部週刊誌は、別の候補を支持する党員が勝手に離党させられたなどするネット記事を9月30日夜に配信しましたが、小泉氏は、「事実に反する内容を印象付けるもので総裁選に不当な影響を与えかねない」「弁護士とも相談の上、強く抗議するとともに記事の訂正を求めていく」などとする文書を発表しました。