愛媛県四国中央市のJR予讃線の踏切で29日夕方、特急列車と軽トラックが衝突しました。軽トラックは高齢男性が運転し乗っていたものの、ケガはありませんでした。警察は遮断機が下りて、高齢男性が脱出に試みたものの遅れたとみて原因を調べています。

現場は四国中央市土居町野田にあるJR予讃線の野田踏切。29日午後4時過ぎに遮断機が下りているなか、下り特急列車と軽トラックが衝突しました。軽トラックは左の後ろ、特急列車は右の前を破損しました。

軽トラックは市内の72歳の男性が1人で乗り運転していて、事故当時も乗っていたもののケガはありませんでした。特急列車は高松・岡山方面から松山に向かっていて、乗客・乗員あわせて約130人が乗っていてケガはありませんでした。

現場は遮断機と警報機がある踏切。警察によりますと特急列車の運転士(32)はブレーキをかけていて、軽トラックの男性は遮断機が下りて脱出を試みたものの遅れたと見ています。

JR四国によりますと、この事故で午後6時10分時点、特急と普通の列車あわせて20本に運休や遅れが生じていて、約2100人に影響が出たとしています。遅れは終日発生する見込みということです。

#愛媛県 #四国中央市 #事故 #JR #踏切 #特急 #列車 #トラック #高齢者 #警察 #ダイヤ #交通

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。