和歌山市で2歳の長女を虐待して死亡させた疑いで両親が逮捕された事件で、長女が自治体に義務付けられている乳幼児健診を受けていなかったことが分かりました。
建設業の平晴流容疑者(26)と、妻の菜々美容疑者(26)は、和歌山市の自宅で、長女の流菜ちゃん(当時2)に暴行を加え、必要な治療を受けさせず、ことし7月に死亡させた疑いが持たれています。
和歌山市の尾花正啓市長は29日の会見で、流菜ちゃんが4か月健診を最後に、市町村に義務付けられている1歳半の乳幼児健診を受けていなかったと説明しました。
【和歌山市・尾花正啓市長】「今回の事件は非常に痛ましい、あってはならないことだと思っている」
和歌山市は、流菜ちゃんの自宅訪問も行っていて、対応は適切だったとしています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年9月29日放送)