１０年ぶり２度目の制覇です。四国アイランドリーグｐｌｕｓの愛媛マンダリンパイレーツが２９日、独立リーグ優勝をかけた試合に臨み、栃木ゴールデンブレーブスを破り、見事日本一を果たしました。
愛媛マンダリンパイレーツは独立リーグ日本一をかけ、栃木県で開かれたグランドチャンピオンシップに出場。開催地のチーム・栃木ゴールデンブレーブスとの決勝戦に臨みました。
初回に先制を許したパイレーツは３回、ノーアウト２塁３塁のチャンスで、３番・上野がレフトへのタイムリー２ベースを放つなど、３点を入れ逆転に成功。さらに５回には２アウト１塁２塁から６番・大城が走者一掃のタイムリーで５対１とリードを広げました。
その後の７回に栃木に１点を返されたものの、パイレーツは追加点を取り、投げては先発エースの山田が切れ味鋭いピッチングで相手打線を抑え、最後の打者を空振り三振に。８ー２で悲願の１０年ぶり２度目の日本一に輝きました。
弓岡敬二郎監督：
「１０年ぶりの優勝がやっとできて、ホッとしております。みなさん、ありがとうございました！」
弓岡敬二郎監督にとっても日本一２度目の胴上げ。愛媛の“海賊”たちが喜びを分かち合いました。
そして優勝から一夜明けた３０日夕方にチームが愛媛にがい旋しました。
佐野快成アナウンサー：
「日本一に輝いたパイレーツの選手たちが愛媛に到着しました。晴れやかな表情での凱旋です」
空港では凱旋セレモニーが開かれ、菅副知事がチームに花束を贈りました。
弓岡敬二郎監督：
「これからも精進してまだまだがんばっていきます。よろしくお願いします」
塚本浩平主将：
「自分たちももちろんうれしいんですけど、ファンや応援してくださる方が喜んでくださっている姿を見るのが、自分たちとしてもうれしいことなので、本当がんばってきて良かった」
球団創設２０年の節目。愛媛の“海賊”たちは見事日本一で飾り、充実したシーズンになりました。
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