県と山形市が検討を進めている屋内スケート場や体育館の整備について、吉村知事は会見で「今後、専門業者も交え具体的な検討を進めていく」と語った。
県内では山形市にあった屋内スケート場が2017年に閉鎖し、東北で唯一フィギュアスケートなどの公式大会が開催できない。
また、霞城公園にある県体育館・県武道館が2030年に解体されることもあり、県と山形市が新たなスポーツ施設の検討会議を立ち上げ協議を進めている。
<屋内スケート施設の方向性>
●県が整備を担当
●メインリンクよりも規模が小さいサブリンクを有する
●観客席を500席~1500席の規模とする
18日の会見で吉村知事は、今後の整備の進め方について次のように語った。
(吉村知事)
「今後は専門事業者の技術的な支援を受け、施設の規模・レイアウトなどより具体的な検討に着手する」
<体育館・武道館の方向性>
●山形市が整備を担当
●新たな体育館は、県体育館の小競技場と同じ規模
●新たな武道館は、県武道館と同じ規模
屋内スケート場と体育館・武道館は同じ敷地内に整備する方針で、県は今後、立地などの条件を整理し、ロードマップを示していくとしている。