県内では18日未明から朝にかけて激しい雨が降った。特に村山地域は、これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあるため、土砂災害の発生に注意が必要。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内では18日未明から朝にかけて雷を伴った激しい雨が降ったところがあった。
18日午前10時までの24時間に降った雨の量は最大で、西川町大井沢で221.5ミリと9月の観測史上最大を記録したほか、鶴岡で110.5ミリ、小国で110ミリと各地で激しい雨が降った。
西川町では大井沢など3カ所で、道路への土砂の流出があった。
また午前8時50分ごろ、小国町を流れる荒川の小渡観測所で、一時水位が氾濫危険水位に達した。
気象庁によると、特に村山地域はこれまでの雨で地盤の緩んでいるところがあるため、土砂災害の発生に注意が必要。
19日の県内は高気圧に覆われ、全域で晴れとなる見込み。