定期検査が行われている玄海町の玄海原子力発電所4号機で、燃料を原子炉に挿入する作業がこのほど報道陣向けに公開されました。

【川浪記者】
「7年ぶりに公開された燃料を原子炉の中に挿入する作業。定期検査が順調に進めば玄海原子力発電所4号機は10月2日に発電を再開する予定です」

玄海原発4号機では7月27日に発電を停止し、原子炉本体や冷却施設核燃料物質の貯蔵施設など107項目の定期検査を行っています。

9月11日からは原子炉の中に68体の新たな燃料を含む193体の燃料集合体を挿入する作業が行われていて、このほど2018年の再稼働以来7年ぶりに報道陣に公開されました。
燃料取扱棟にあるホウ酸水を浸した使用済燃料ピットでは長さ約4メートル、重さ約700キロの燃料集合体がクレーンで吊り上げられ、20分ほどかけ原子炉格納容器にある燃料移送装置へ挿入されます。

九州電力によりますと定期検査が順調に進めば玄海原発4号機は10月2日に発電を再開する予定です。

サガテレビ
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