救急医療や防災について理解を深めてもらおうと那覇市消防局で13日、体験イベントが開かれました。

「救急フェア」は9月9日の”救急の日”に合わせて那覇市消防局が開催したもので、会場を訪れた親子連れなどが心肺蘇生法やホースでの放水などを真剣な表情で学んでいました。

体験した親子:
女の子)火消したよ
お父さん)放水体験とか普段体験出来ないことを子どもと一緒に出来てとても楽しかったです

男の子)(心臓マッサージが)難しかった
お父さん)結構強く押さないとうまく出来ないことが初めて分かりました

那覇市消防局によりますと、2024年の救急出動件数は2万4766件にのぼり、2年連続で過去最多を更新しています。また、搬送件数の6割は軽症で救急車の適正利用が課題となっています。

那覇市消防局 與那原 健 救急課長
119番のかけ方や身近な人が倒れたとき小さい子どもでも出来ることがあるということを学んでほしいと思います

那覇市消防局では今後もこうした取り組みを続けたいとしています。

沖縄テレビ
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