中国軍は、3隻目の空母となる「福建」が台湾海峡を通過するなどテスト運航を行ったと発表しました。
中国軍は12日、中国国産の最新空母「福建」が台湾海峡を通過し、南シナ海の海域で研究テストや訓練を行ったと発表しました。「福建」は中国軍最大の空母で、リニアモーターを使い、艦載機を効率的に発進させる「電磁式カタパルト」が採用されているのが特徴です。
中国軍は「福建」の正式な就役について、まだ発表していませんが、6月に「山東」と「遼寧」の2隻の空母を同時に太平洋で活動させていて、空母の運用能力の向上を図っているものとみられます。