◆ロサンゼルス・ドジャース9-0コロラド・ロッキーズ 10日(日本時間11日午前11時10分試合開始、ドジャースタジアム)

メジャーリーグ(MLB)、ドジャースは10日(日本時間11日)、ホームでロッキーズと対戦し、大谷翔平選手(31)は「1番DH」で先発出場した。

前日のロッキーズ戦で大谷は3回に今季18個目の盗塁をマーク。5回にはタイムリーヒットを打つなど、3打数1安打1四球、打点1、得点1、盗塁1の成績でチームの3連勝に貢献した。ドジャースはナ・リーグ西地区で2位パドレスに2ゲーム差をつけ首位に立っている。

ナ・リーグ本塁打王争いで大谷は、50本でトップのシュワーバー(フィリーズ)に2本差の2位につけている。

ドジャースの先発は今季3勝4敗・防御率3.19のスネル投手、一方のロッキーズは今季4勝14敗・防御率5.10のフリーランド投手が先発した。

1回裏の第1打席、大谷は初球の真ん中高め直球を打ち上げてセンターフライ。

2回裏無死1、2塁で7番パヘスがセンターへタイムリー二塁打を放ってドジャースが1点を先制。無死2、3塁となって8番キケ・ヘルナンデスのライトへの犠牲フライで2-0。

この回2死3塁で大谷の第2打席に回り、初球を打ってライトへのタイムリーヒットとなり3-0。なおも2死1塁で2番ベッツがレフトへタイムリー二塁打を放って1塁から大谷がホームに還り、ドジャースが4-0とした。大谷は2年連続で130得点に到達した。

4回裏2死2塁で大谷の第3打席、カウント0-2で3球目を逆方向に打ち返したが、サードライナーに倒れた。

6回裏2死1、3塁で大谷の第4打席、カウント3-0からストレートの四球を選んで出塁したが得点ならず。

8回裏1死1、2塁で大谷の第5打席は2番手モリーナとの対戦。3-2フルカウントで7球目の外角チェンジアップを打ってレフトへのフライとなったが、バットが捕手のミットに当たっており、打撃妨害で出塁。1死満塁となって2番ベッツに左中間へのダメ押しの満塁ホームランが飛び出し8-0。続く3番テオスカー・ヘルナンデスもセンターへのソロホームランを放ち、ドジャースが9-0と大きくリードを広げた。

9回表をバンダが3人で締めたドジャースが9-0でロッキーズをスイープし4連勝。2位パドレスが敗れたためゲーム差は3に広がり、ドジャースががっちり首位固め。この日再点灯していたドジャースの地区優勝マジックは「13」になった。

大谷は3打数1安打1四球1打撃妨害、打点1、得点2の成績だった。

プライムオンライン編集部
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