福岡県行橋市で9日夜、住宅1棟を焼く火事があり、この家に住む88歳の男性が死亡しました。
9日午後8時前、行橋市上津熊で「家が燃えている」とこの家に住む58歳の男性から119番通報がありました。
消防が駆けつけ消火に当たりましたが、火は鉄骨2階建ての住宅1棟を焼き、約1時間後に消し止められました。
警察によりますとこの家には末本義一さん(88)と妻(87)、息子(58)の3人が暮らしていて、出火当時は全員が家にいたということです。
義一さんは全身にやけどを負って北九州市内の病院に運ばれましたが、約5時間後に死亡しました。
妻と息子も煙を吸うなどしましたが命に別条はないということです。
警察と消防が火事の原因を詳しく調べています。