京都の上賀茂神社では、烏のしぐさを真似て無病息災などを祈る「烏相撲」が行われました。
9日、上賀茂神社で行われたのは、刀祢と呼ばれる神官が、カラスのように飛び跳ねながら弓矢や刀を奉納する神事。
神事の後には少年力士たちによる相撲が奉納されました。
烏相撲は、上賀茂神社にまつられている神の祖父がヤタガラスに姿を変えて神武天皇を道案内したという伝説と、悪霊退治の行事だった相撲が結びついて始まったといわれています。
少年力士・前川航太さん(11)「神様の力も一緒に力を発揮できたかなと思います」
観客からは大きな声援と拍手が送られました。