9月9日夜遅く、札幌市郊外の国道で、走行中の車がクマと衝突しました。

 警察によりますと、9月9日午後10時10分ごろ、札幌市南区小金湯の国道230号線で、定山渓温泉方面から札幌市中心部に向かって走っていた車が道路の右側から突然飛び出して来たクマと衝突しました。

 クマは体長約1.5メートル。衝突した直後に北方向の林に立ち去りました。

 運転していた人にケガはありませんでしたが、車は前部が破損し、レッカー車で運ばれました。

 現場は「小金湯温泉」のそばで、国道沿いの農園から約50メートルの場所。

 警察はクマが「手負い」の状態とみられることから、近くの住民に注意を呼びかけるとともに、夜間の走行に十分注意するよう呼びかけています。

北海道文化放送
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