福島県の猪苗代湖の水質改善に向けて、ボランティアがヒシ刈りを行った。
2025年7月、ラムサール条約に登録された猪苗代湖。湖にはヒシと呼ばれる水草が大量に増殖している。ヒシは腐敗すると、ヘドロ状になり水質悪化を招く原因に。水質の悪化を防ぎ、改善していこうと9月9日は県内から学生など約50人がボランティアとしてヒシ刈りを行った。
参加した人は「取る時に泥とか着いたり、泥が危なかったりしたので、そこは苦労しました」「外とかでみてたらそんなに汚くないのかなと思ってたんですけど、今回やってみて、結構泥とかも凄かったので、この活動を通してよくなればいいかなと思いました」と話す。
刈り取られたヒシは約2.4トンで、今後加工し肥料として活用する方針ということだ。