サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCが好調です。
6日ホームで高知ユナイテッドSCと対戦し、4対1で快勝!8戦負けなしで3位をキープしました。
この日からホーム戦3試合は秋限定の赤いユニホームで臨む鹿児島ユナイテッド。スタジアムには7000人近いファン・サポーターが集まりました。
ここまでリーグトップの得点数を誇るユナイテッドは、前半28分、左サイドから杉井のクロス、近藤が落としたボールを山口がシュート!
相手に当たって軌道が変わり、ゴールへ。
山口の今シーズン4ゴール目でユナイテッドが先制します。
この後も押し込み続けるユナイテッドですが、相手キーパーのファインセーブもあり、追加点を奪えず、1対0で前半を終えます。
リードを広げたいユナイテッドですが、後半27分のPKも河村のシュートはポストを叩き、追加点を奪えません。
その嫌な流れを断ち切ったのは、31分のセットプレーでした。
ゴール前の競り合いから相手のオウンゴールを誘い、待望の追加点!リードを2点に広げます。
この後1点を失ったユナイテッドですが、43分、コーナーキックのチャンス。
こぼれたボールに反応したのは杉井!
さらに、その直後前線でボールを奪った河村がダメ押しの4点目を奪い、4対1。
後半にゴールラッシュを見せたユナイテッド。
6試合連続の複数得点で快勝し、これで8戦負けなし。
3位をキープしました。
チームトップ10ゴール・河村慶人選手
「最後は気持ちでねじ込んだゴールだった。次節も大切な試合になるので、きょうだけ喜んで、来週に向けて勝てるようにいい準備をしたい」
では、順位表です。
8戦負けなしと好調のユナイテッドは3位をキープ、2位との勝ち点差は3となっています。
では、きょうもこちらのコーナーに参りましょう!
「実況アナが選ぶ!ユナイテッドセレクション」です。
6日のホーム戦のJリーグ公式映像の実況は私、上片平が担当しました。
今回は勝利をぐっと引き寄せたこちらのシーンです。
上片平実況
「セットプレーコーナーキックのチャンス、ホームの鹿児島、キッカーは山口、アウトスイングのボール、ファーサイドに流れて、杉井のシュート!強烈なミドルシュート!!」
後半43分、ユナイテッド、3点目のゴールシーンです。
コーナーキックのこぼれ球に反応した杉井選手が、豪快にゴールネットを揺らしました。
このようにこぼれ球をマイボールにすることは、攻守において非常に重要なことなんです。
今シーズンのユナイテッドはこぼれ球奪取の回数がリーグ3位。
中でも杉井選手はこぼれ球を奪う回数がチームトップで、このシーンも誰よりも早くボールに反応し、ゴールへと繋げました。
ユナイテッド好調の要因のひとつとなっている「こぼれ球奪取」。
豊富な運動量で最後までボールを追い続ける選手の姿にもぜひ注目してください。
ユナイテッド、次の試合は上位対決です。
9月13日、アウェーで5位の奈良クラブと対戦します。
以上、スポーツでした。