愛媛県松山市の沖合で7日早朝、漁船同士が衝突し、一方の漁船の高齢男性が直前に危険を感じ海に飛び込みました。男性は近くの船に救助されました。この漁船には若干の浸水があったものの、松山海上保安部のゴムボートが伴走により自力で港に戻りました。

現場は松山市の今出漁港から北西に約1キロの沖合。松山海上保安部によりますと7日午前6時15分頃、ともに松山市内の漁船「こすも」と「泰伸丸」が衝突しました。

この事故で「泰伸丸」船長の市内の男性(77)が、危険を感じて衝突直前に海へ飛び込み、事故を目撃した別の船に救助されました。

「泰伸丸」は側面に損傷があり若干の浸水があったものの、通報を受けた海上保安部のゴムボートに伴走され、自力で港に戻りました。

「こすも」の船長は市内の男性(70)で、2人ともケガはなく、事故による油の流出もありませんでした。

海上保安部は、業務上過失往来危険の疑いで2人から状況を聴き原因を調べています。

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テレビ愛媛
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