盗み食いを隠そうとした?パパイア狙うカラス
沖縄・西表島で8月24日、庭の木を映したカメラが捉えたのは、実ったパパイアを頬張るカラスだ。

目撃者:
パパイアの木を見たら、穴が開いていたので。結構食べられていました。
そして、その直後、カラスが奇妙な行動に出た。

カラスは、カメラの方へ飛んでくると、カメラの画角がじわじわと変化し、盗み食いをしたパパイアが映らない位置で止まった。

目撃者:
自分たちが悪いことをしているのを映らないようにしている気がした。後からきた子が『撮られているよ』って教えている感じにも見えた。

もしや、盗み食いがバレないようにわざとカメラを動かしたのだろうか?カラスの動きについて、専門家に聞いてみると…
東京大学・樋口広芳名誉教授:
意図して飛び移ったというよりは、結果としてカメラがずれて映らなくなったというのが真相だだと思います。

カラスが移動した際、偶然カメラの上に止まり、重みでずれたのではないかという。
レンズを敵視し突撃するスズメ…勢いよくぶつかり落下
カメラに向かってくる鳥は、8月8日に群馬・八ッ場ダムでもカメラに捉えられた。

ダムを映すカメラが捉えたのは、突撃してくる「スズメ」だ。

スズメは、勢いよくカメラにゴツンとぶつかり、衝撃で落下したかに見えたが、再び現れカメラをジロリ。そのまま上へ飛んで行った。

なぜ、執拗にカメラに向かってきたのだろうか?

東京大学・樋口広芳名誉教授:
(レンズが)鏡のように見える。それを自分と認識できないので、他の個体として『何でそこにいるんだ?』と。攻撃心に近いもので飛びついてくる。

また、映像が撮影されたのは巣作りの時期のため、警戒していたのではないかという。
(「イット!」9月3日放送より)
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